杏「お父さん・・・・・・」「ダレン・シャン」

  • 原作未読。どうしても字幕版が観たかったので、オープンしたばっかりの横浜ブルク13で公開初日のレイトを観て来ました。

  • こんな姿でノリノリの父親を見て娘は何を想うのか・・・。しかしながら、これが出来てラストサムライも出来る(何より英語が喋れる)ってのは一財産ですね。今回のKENさん演じるサーカスの座長:Mr.トールは中々良かったので、今後も色々頑張って欲しいです(↑こんな役ばっかきても困っちゃうだろうけど)
  • 自分のidの由来となっている「ブギー・ナイツ」で、ダーク・ディグラーの相棒のチェスト・ロックウェル(おっぱいプルプル!)を演じていたジョン・C・ライリーさん。ブルドッグのような強面ながらも、今回は主人公ダレンを導くミステリアスなヴァンパイア役。この顔で。素晴らしいです。

 一人称が「わが輩」でした(字幕の人、GJ!)。

  • 主人公ダレンの家庭は割りと恵まれていて、ヴァンパイアに憧れる親友のスティーヴの家庭は荒れている。皮肉にも、毒蜘蛛に噛まれてしまったスティーヴを助けるために、ダレンは自らヴァンパイアとなることを決心する。そして、その事実を知って傷付くスティーヴに手を差し伸べるものが・・・という構図は、ちょっとキングの「クリスティーン」を思わせました。

  • 左からトカゲ君、ダレン、猿子ちゃん。なんだこの画・・・

  • 性的に興奮すると髭が伸びるサルマ・ハエックさん。


  • クライマックスは奇形サーカス一座に、ダレンが向かい入れられるシーン。「アバター」でもそうでしたが、他者/他のコミュニティーの承認を得る、っていうのは、どうしてこんなに感動的なんでしょうか。
  • そしてラスト「そう、僕はダレン・シャン!僕はハーフ・ヴァンパイアとして生きる!」というこれまでの自己との決別宣言のコンボ!こともあろうにYA原作映画でおっさんの目から汁ですよ・・・。
  • 監督は「アバウト・ア・ボーイ」のポール・ワイツ。その「アバウト・ア・ボーイ」で共同監督/脚本を手がけていた弟のクリス・ワイツは「ニュームーン/トワイライト・サーガ」の監督。なんというボンクラ兄弟!信頼できる!
  • で、ヴァンパイアが高速移動するときの「バビョーン!」っていうCGの表現が安かったり、奇形サーカス一座のキャラがイマイチ面白味に欠けたりなど、色々難点はあると思うんですけど、総じて「まぁいいじゃない!」という気になりました。
  • でも全体的に地味だし、続編大丈夫かな・・・(「黄金の羅針盤」みたいなことにならないと良いけど・・・)

  • お口直しに麗しい杏様の画像でも貼っておきましょうかね。