キャプテン・スーパーマーケット 〜ミスト〜
- 概ね良かったんですけど、やっぱりちゃんとアレらのことを説明して欲しかった。「宇宙戦争」→稲妻に乗ってドーン! 「グエムル」→ステテシマイナサイ→ドボドボドボ…みたいな、ホントにちょっとで良いから発端を描いて欲しかった。
- ソレが例えどんなにマヌケな発端だったとしても、シャマラン先生なら絶対、クソ真面目に説明してくれるはず!
- ラストは絶望と言うか、落語のオチみたいだった。
- キングで絶望と言えば、「痩せゆく男」のオチには「うわー…」「あちゃー…」と声をあげた気がする(原作の方です。映画はロボコップ3の人がメイクで太ってたぐらいの記憶しかない)。
- あの男の子がアレされたら、それはそれは絶望的だったし、「もはや神も仏もおらんようになったか!」と思ったハズ。実際、人間ドラマとしてのあそこのシーンの設計は「ミスト」におけるピークだし、役者も皆、素晴らしいテンションの芝居をしている。若い兵士が担がれていっちゃう辺りの見せ方もさすが。
- でも「ブロブ」だとガキも容赦なくヤられてた気がする。ああ久々に「ブロブ」超見たい!(「ロボコップ」のクラレンス一味の人が保安官役で出てて、上半身と下半身がミキャ!っとかなるんだよね!)
- カーペンターの映画だったら、犯罪者の黒人(もしくはヒスパニック)とかが「オイオイ待てよ、俺たち争ってる場合かっての(吹替え風)」とか言い出すんだけどナァ。
- しかしババアが凄く強いとか、もうそれだけで心が和む。やっぱりイイ映画だと思います「ミスト」。おしまい。
- 作者: リチャード・バックマン,真野明裕
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