2012年公開作品&その他 ベスト10
1. 『ル・アーヴルの靴みがき』
2. 『ファミリー・ツリー』
3. 『捜査官X』
4. 『預言者』 (感想)
5. 『バーク アンド ヘア』
6. 『テイク・シェルター』
7. 『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』
8. 『007 スカイフォール』
9. 『声をかくす人』
10. 『アベンジャーズ』
ついにベスト10に選んだ作品で感想をちゃんと書いているのが1本だけになってしまった……(来年はもっと頑張ります……)。それではあんまりなので一言雑感などを。
『ル・アーヴルの靴みがき』主人公マルセルがアフリカの移民の男の子に語る「泣いてるのか?泣くだけ損だぞ」っていうのが今年一番胸に響いた台詞。
『ファミリー・ツリー』終盤の主人公の心境の変化を丁寧に描き、当初に予想していたオチまで気持ちよく導いてくれる。
『捜査官X』ジミー・ウォング先生の怒号で家が揺れていた。誇張ではなく、本当に。
『バーク アンド ヘア』風刺画を実写化したかのような快作。事件が起きたのが1827〜28年、風刺漫画雑誌「パンチ」創刊が1841年。
『テイク・シェルター』ポスターのデザインから想像するディザスター映画ではなく、マイケル・シャノンの「俺の頭がディザスター」っていう映画だった。
『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』マドンナ監督第二作目。彼女の興味の対象と、描きたいテーマが上手い具合に合致したのが何よりの勝因か。
『007 スカイフォール』「嵐が来ます、マム」同じく今年公開作のどっかで聞いたような台詞をわざわざボンドに言わせるサム・メンデスの底意地の悪さ。
『声をかくす人』「戦時に法は沈黙する」これから憲法改正して戦争するとか言い出してる党が与党となった今、もう全然他人事に思えない。
『アベンジャーズ』エンドロール後のアレ。
以下には20位までを。
11.『フライトナイト/恐怖の夜』 (感想)
12.『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』
13.『テイク・ディス・ワルツ』
14.『チキンとプラム』
15.『だれもがクジラを愛してる』
16.『裏切りの戦場 葬られた誓い』
17.『ジェーン・エア』
18.『ルート・アイリッシュ』
19.『盗聴犯 〜死のインサイダー取引〜』
20.『トールマン』
そして旧作・映画祭・特集上映で印象的だった10本。
1.『フィッシュ・タンク』
2.『ある秘密』
3.『断絶』
4.『愛人』
5.『ラヴ・ストリームス』
6.『浮雲』
7.『女が階段を上る時』
8.『男嫌い』
9.『幕末太陽傳』
10.『サンセット大通り』