キリング・イズ・マイ・ビジネス 〜ランボー 最期の戦場〜

ランボー 最期の戦場」を観ました(109シネマズMM)

  • シリーズにおけるサービスショットであるところの、Tシャツを脱ぐことも、そして毎回お約束の拷問やら自ら傷を治すにあたっての苦悶の表情がありませんでしたね。
  • 思い返せば「2」は小学生の頃、父親と一緒に観に行った。熱したナイフで拷問される、筋骨隆々で半裸の男を食い入るように見つめる父と息子。今回は「R-15」指定。
  • マイケル・ペーニャ似の、多分実年齢にしては相当童顔な将軍様。トレードマークはタレサン、極悪非道でペド、という合わせ技ににシビレました。
  • 対するスタローン、老いて益々たまにジョー・ペリーに見える(スタローンが46年生まれ、ジョーは50年生まれ)。
  • 傭兵といえば元SAS。
  • そしてやっぱり悪態はクイーンズ・イングリッシュに限るよね!
  • 医者である彼が最後の最後で手を下す(彼がアパムだったとは・・・)。
  • こんな感想を読んだ後では、あのクライマックスのシーンで丘を見下ろすランボーが腹巻に肩でジャケットを着ているようにしか見えない。
  • 故郷の土を踏んだランボーの、昔ジャストとかいうワイドショーにあった「亭主改造計画」的な微妙なビフォー/アフター感(あのアイスウォッシュ気味のジーンズ)。
  • するとあの○○には腹違いの妹がいて、遠くからトボトボ歩いてくるランボーを見つけて「・・・?・・・お兄ちゃん?!・・・・・・ねぇ!おじさんおばさん!お兄ちゃん帰ってきた!」
  • 「ランボー5」があるとすれば、オープニングは夢のシーンではじま(ry
  • 非道な暴力を振るわれる絶対的弱者が側が、絶対的強者に暴力を振るう側に転じた際の高揚感。それをあの大口径の機関砲連射で表現。
  • この最大の見せ場で流れるにスコアに、ザクザクとしたメタルっぽいギターが活用されていた。「ランボー」のスコアにメタルギター。時代は変わったというか、ついにメタルが本当の意味で市民権を得たというか認知されるようになったというか。
  • そして、観客一同「あいつ一体どんなブッ殺され方するのかしら・・・ワクワク」と見守る中、割とシンプルかつフィジカル(ツールを伴うけど)な制裁を受けるのもセオリー通り。
  • 幾多の戦火を歩んできたランボー自身、今回の戦場が特に酷かったとは(まぁ酷いんだけど)思っていないだろうし、心境的には「・・・なんか・・・アタシもう疲れちゃったナ・・・」という出戻りOL的なサムシングとでも言いましょうか。
  • とすれば、あのエンドロールが意図するのは「最期の花道」といったところ。ランボーさん、お疲れ様でした。