中ピ連まだー？〜シルク〜 - スキルズ・トゥ・ペイ・ザ・￥

「シルク」を観ました（＠109シネマズMM）。

本年の駄映画初め。この監督の前作「レッド・バイオリン」は結構面白かったので期待したんだけど…
こんなクソ映画観るんだったら家で「トルク」か「ハルク」のDVDでも観てた方がまだマシだった。
変な日本描写がどうのとか時代考証がどうのとか、フランス人なのに日常会話が英語wとか、そういうことは置いておいて、とにかくお話が酷すぎる。
「露天風呂に覗く東洋美女のおっぱい、プライスレス」という、火サスか土ワイもかくやというメンタリティ（いや、まだ火サスや土ワイの方が高尚だと思う）。
作品における大きな支柱となる芦名星ちゃんは上記の通りおっぱい出して頑張ってるのにimdbの表記では役名"The Girl"という有様で、役名が示す通り彼女の内面は何も描かれない。
いまだに「女は貞淑な妻であるか、あるいは妖艶な娼婦であるか」みたいな二元論。中ピ連に怒られる。
撮影は素晴らしかった。構図も素晴らしくて、久々に「シネスコの映画を観た」という感じ。でも内容がアレじゃ…
音楽を担当しているのが誰だか知らなかったので、エンドロールのローマ字表記に軽く吹いた。巨匠。
この映画をきっかけに「久しぶり。元気にしてるかな？今日、監督と上がりを確認しながら音入れをしてきたよ。スクリーンで見る君は、僕が知っている数年前の君より一段と美しく写っていたよ」とか、かつて囲いたかった女にメールでもしてやしないかと考えると…中々寒々しいモノがあってイイですね。
キーラ・ナイトレイ先生はこんなショーモナイ映画でもちゃんと脱いでくださる。GJ！
ヌードが止められないキーラ・ナイトレイ「ヌーディストにならないか自分で心配」 ABC振興会
テレビCMで流れるコピーは「あなたの愛が、どんでん返る」。色んな意味でドンデン返ったよ！！！