駄目ジャケ100選 30


HERBIE MANN 『PUSH PUSH』
以前、コメント欄で教えて頂いてちょっとした衝撃だったんですけど、先日アナログ盤を購入する機会がありまして、ジャケを見返すたび「いやぁ〜・・・」という気分になるので、やっぱりちゃんと紹介しておこうと思います
フルート番長:ハービー・マン大先生が、1971年に発表したアルバムです。どうですかこのジャケ。上半身裸で汗ばんでテカってるのは、これがいわゆる“アフターグロウ”ってヤツだからでしょうか?いずれにせよ、インパクトが強すぎて、アルバムの中身が軽くフッ飛んでしまいそうなんですが、肝心の内容はデュアン・オールマン、バーナード・パーディチャック・レイニーなどなど、そうそうたる面子を呼び寄せておいて彼らのパートを「パキッ」と左右に振り、どセンターには「俺様のフルートの音」という豪快なサウンドプロダクションが聴き所。マン先生印のジャズファンクがたっぷり堪能できますよ。