(ゴッサムから)太陽を盗んだ男 〜ダークナイト〜

ダークナイトを観ました(@チネチッタ)。

  • あの映画のジュリーから童貞臭さを抜いて、ふてぶてしさを加える(ジュリーも女装してたよネ!)。文太に「法の番人」としてのジレンマを加える。最後は二人のガチンコ対決!さぁ〜…行くぞぉ9番ンンン…
  • ヒース・レジャーは撮影当時29歳!あんなメイクで、ほぼ顔の芝居を奪われた状態で、しかも齢29であれができるのかぁー・・・3人の中で一番年下じゃんか・・・(私はチャンベールと同い年。ナニカノマチガイデス、ボクタチハミナ、トモダチデスヨネ?)
  • そんなヒース演じるジョーカーが、ボスの会合みたいなのに現れて「これからこの鉛筆を・・・タラーン!(周囲ドン引き)」とかやってる時に、黒人のギャングのボスが「フリークめ…」と執拗に毛嫌いしてたけど、あれはやっぱあれか、白塗りメイクがミンストレルショウ的なサムシングを連想させるからか?(さすがノーラン先生は社会派!)
  • ノーラン先生監督作だと「インソムニア」は傑作だと思うのですが、バットマンに対してジョーカーが「やだよ、お前がいないと。チンケなチンピラなんかに戻りたくないもん」と共依存的になる感じとか、ラストのケジメのつけ方とか、割りと似通うテーマがあるナァと思いました。
  • 「♪ハービー、ハービー、デントちゃん☆」っていう訳が最高だった。「ちゃん」をつけるだけで、ジョーカーのゴキゲンな感じが凄く良く伝わってきた。
  • トレーラーがひっくり返った後のガチンコのシーンは、ちょっとバートン版を彷彿とさせた。HIT ME!!!
  • 今回のジョーカー役には、(ノーランかレジャーか)どっちのアイデアか分かりませんが「ジョン・ライドン的なアプローチを取り入れた」とのことで・・・

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2のインタビュー(1:30〜)とか見ると「ああ、なるほどね」という感じ。「オー、ソーリー、ルードワード」だって。PILカッコ良いよPIL。

  • 自分もバートン版のジャック・ニコルソンに完全にやられて、しばらく紫色のTシャツとパンツ(…)を着ていたぐらいにはリアルに中二病を煩っていたので、いつか電車内などで友達の口にペンを突っ込んで「ワイ、ソー、シリアサッ!」とふざける男子中学生に出会えるのではとワクワクしています。
  • 追記:懐かしのこの人のこのPVを見て改めて思ったのは、紫色の服はこの人の影響も相当大きかったったんだろうなと。「ジャケで裸になってるキモいオッサン」→「カッコ良いミュージシャン」という認識に変わったのもこのPVを目撃してからだった。転調してファンクっぽくなるところがエラいカッコ良い。今コレをやれる人は誰だろう?ジャンスティン・ティンバーレイク?いやー・・・


Rest In Peace.