One Day As a Lion

ザック・デ・ラ・ロッチャと元マーズ・ヴォルタのDr:ジョン・セオドアによるプロジェクト、ワン・デイ・アズ・ライオンのデビューEPを聴きました。

One Day As a Lion

One Day As a Lion

う〜ん、コレなぁ・・・新曲も一切披露しなかった先日のRATM再結成ツアーは一体何だったんだろう?と思わずにはおれないほどRATMっぽい音でちょっと戸惑いました。個人的にはザックがRATM以前に在籍していたハードコアバンド:inside outみたいな内容かと思っていたので、ここまでまんまRATMな音だとは・・・。
ただ、そういったバックグラウンド抜きで純粋に聴いてみれば、リリシストとしてのザックのラップのスキルは更にアップデートされているような気がするし、ジョン・セオドアのドラムもブラッド・ウィルクよりはファットでマッシヴなビートを刻んでいるし、ミックスはマリオ・カルダートJrだし、と、非常にクオリティの高いEPになっていると思います。でもなぁ・・・。改めてRATMの支柱とはザックのラップと、トム・モレロの流麗かつフリーキーなギターであった、と奇しくも再認識せざるを得ない内容になってしまってもいるとも思います。

ザックとトム・モレロが再結成直前に行ったハウス・オブ・ブルーズでの二人ライヴ。これと同じ曲がEPの冒頭を飾っています。



ソウル・ウィリアムスのポエトリーのバックで、ドラムを叩くザック。ギターはなんとサージ・タンキアン!