0209 RAGE AGAINST THE MACHINE @ 幕張メッセ

その翌日はレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン待望の再結成ライヴ。ところが、再結成して一年以上経つというのに新曲なし、演奏時間は1時間ちょい、音悪い、料金9000円、と、なんだか釈然としない印象ばかりが残った。
そもそも、何故このタイミングで、しかも何の為の再結成だったのかがよく解らない。怒れるリリシストであったはずのザック・デ・ラ・ロッチャの口からはこれといったアジりMCもない。バックの三人は淡々と演奏に徹し、その姿はとても良好な関係にあるようには見えなかった。
それでもやっぱりアンコールの「FREEDOM」、90年代最高のプロテストソングである「KILLING IN THE NAME」の流れは燃えた。
96年、フジロック前日の赤坂ブリッツでの初来日公演(クラブチッタの仕切り直し公演)で、確か友人はダフ屋に5万(!)払ってチケットを買っていたはずだけど、「一番良い時期にバンドを見ることができた」という点で言えば、そんなに無駄な料金ではなかったように思えました。