ジャケ買い百選 1


SEBADOH 『BAKESALE』




学生時代。私はUS/UKのインディーロックの探求に明け暮れていました。ニルヴァーナソニック・ユースといった大御所を柱に、ペイブメント、レモンヘッズ、YO LA TENGOブロンド・レッドヘッド、ダブナルコ、ジョンスペ、マイブラシャーラタンズ、ドッジーetc・・・(US勢の方が活気がありましたね)。まだ渋谷のセンター街にシスコROCK店があった時代で、そことかZESTとか、新宿に出ればラフトレヴィニールナットなど、学校帰りによく寄ったものです…(懐かしくて泣きそう!)。
「元ダイナソーJrのルー・バーロウって人の『セバドー』ってスゲエ良いよ」と薦めてくれたのは、当時一緒にレコ屋通いをしていた友人でした。その彼イチオシだったのが↑のアルバム。確かその時はろくに音を聴いていなかったと思うのですが、手に取ってみて「このジャケットで内容が悪いわけが無い」と感じ、そんなに迷いもせずレジに持っていった記憶があります(懐かしくて泣きそう!)。
3ピースのシンプルな音作りなんですが、全曲に渡ってルー・バーロウの必殺の泣きメロが炸裂しています。初期ダイナソーJrが持っていた荒々しさとポップさの両立(コレとか)は、ルーの功績であったことを証明する名盤だと思います。全インドア派ロック好きメガネっコ男子女子は、これを読み次第すぐに買いにいくこと!必須科目です!

ジャケットリビア:この男の子はルー本人(当時1歳)だそうです。撮影はルーのお母さん。
http://www.furious.com/perfect/sebadoh.html