「キャシャーン」を観ました。

どうらやこの映画は「てんでダメ派」と「異種業初参戦にしてコレならよくやった方だよ!派」という二手に別れているようです。自分はどちらかと言えばどちらとも言い辛いのですが、どちらかと言えば「よくやった方なんじゃないの?派」でしょうか。
もちろん色々な点でダメではあると思いますよ。一対一のバトルシーンの繋ぎのヒドさだとか、謎の巨大な棒だとか、チラチラとインサートされるDNAの図式みたいなヤツだとか、挙げればキリキリだけに切りがありません。
で、主題である「戦争反対!」の安直さも、完全に共感できるものではないけど反感を抱くべきではないと思うし、青臭いからこそここまで安直な「ダメ!戦争!絶対!」みたいな安直さで最後まで突っ走れたっていう事だと思うし、そんなに見ていて悪い気はしませんでした。
二度は観ない映画でしょうが、今後、伊勢谷友介や大滝秀次や及川光博を見る度に「キャシャーン」を思い出す程の爪跡は残ったと思います。そして紀里谷AKAキリキリ和明の次回作が、どんな物になるのか見てみたい気もします。