「死に花」を観ました。

ジョゼと虎と魚たち」が予想以上に良かったので、同じ犬童一心が監督したこの映画も観ました。

「3シーンぐらいしか出てこないのに一番印象に残る」
という森繁久弥のためにある「森繁映画」でした。

まぁ色々ご都合主義展開に目をつぶったとして、この題材でよく頑張ったね、という所でしょうか。
ナニがスゴイ、って「松原智恵子との絡み&山崎努のピンコ勃ち」とか、そういうのもポイントなんですが、老体に鞭打って穴掘りまくりの4人の爺さん達より、ピクリとも動かない(いや動くけどサ)森繁がオイシイ所を全部持ってくんですから!!脇の人たちは星野真里岩松了土屋久美子(!)、ミッキー・カーチス佐藤佐吉など、チョイスが絶妙だったと思います。星野真里は普通に可愛かったなぁ(野郎口調なのが80sテイストで古臭い感じだけどビキニ姿のサービスもあり)。