真似ジャケ100選 ４
DRAGON ASH 『DEEP IMPACT』 left
MINISTRY 『THE MIND IS A TERRIBLE THING TO TASTE』 right
我リヤ繋がり、って訳ではないのですけど、８√様からコメントを頂き、取り上げてみました。こうして並べて見ると、レントゲン写真のシンメトリー具合といい、確かにモロですね。私は別に好きで真似たんなら良いと思うんですよ。一番最悪なのはネタを引用にしているにもかかわらず「いや、それ（元ネタ）知らないんですよね。たまたま似ちゃったんだと思いますよ」とか白を切る輩。これこそ「嘘つきは泥棒の始まり」ってヤツですね。
で、古谷クンのバンドの言及はまぁ良いとして、ミニストリーです。インダストリアルロックの先駆者として知られる彼らですが、もう80年代初頭から活動しているベテランなんですよね。『THE MIND IS〜』は彼らが1989年にリリースしたアルバムで、打ち込みとスラッシーなギターサウンドが見事に融合した非常にテンションの高いアルバムとなっております。私的に「早過ぎたドラムンベース」だと思っている「BURNING INSIDE」がカッコ良いです。「インダストリアルの帝王」という確固たる地位を確立したこの次のアルバム『詩篇69』からカットしたシングルのPVで、もうヨボヨボのバロウズにショットガンを撃たせたりと、音も思想も非常にパンキッシュな人達とも言えるでしょう。
He flex his TEXAS TWISTED TONGUE
全っっっ然ソロアルバムが完成しないザック・デ・ラ・ロッチャですが、近年の目立った動きとしては昨年の「ありもしないものをある」と言い張ってのイラク侵攻に対し、公式にて「march of death」なる曲をMP3フリーDLという形で発表。DJ SHADOWとのコラボということで俄然注目を集めましたが現在では聴くことができません。ですが、シャドウの公式で試聴が可能です。
http://www.djshadow.com/site/shadow_mediaplayer.html
私も今回初めて聴きましたが、こりゃあ更にフルアルバムを期待しちゃいますね。「instrumental 3」なるインスト曲もカッコ良過ぎ！以前、向井秀徳氏とくるり岸田繁氏が雑誌の対談にてシャドウの素晴らしさを散々語った後で「この人の叩くドラムを是非聴いてみたい」と結んでいましたが、このインスト曲でも絶妙なループ組みを展開。ブレイクビーツの人でこんだけブレイクの切り貼り（特にオカズ！）に異様な執念を燃やしている人もあんまりいないと思います（ザック先生の漢汁溢れる「march of death」のリリックはコチラ、シャドウのストイックな掘り師っぷりはコチラをどうぞ）。
