切られたり焼かれたり

最近、SFづいているので、よくブックオフに行っては文庫のコーナーで例の水色の背表紙などをチェックするんですが、一応、海外文学/作家のコーナーを一巡して、最後に105円のコーナーをチェックして店を出る、というパターンが多いです。
そこで気付いたんですが、

生きながら火に焼かれて (ヴィレッジブックス)

生きながら火に焼かれて (ヴィレッジブックス)

奇跡の生存者による魂の証言 衝撃のノンフィクション! 中東シスヨルダンの小さな村。学校にも通わず、鞭で打たれながら奴隷のように働く17歳の少女スアド。恋愛は死に値する行為と知りながら、恋する気持ちは止められなかった……
遠い過去の話でも、フィクションでもない。もう目をそらすことはできない。婚姻前の性交渉……そのために少女は火刑にされた。今なお虐待と死の危険にさらされている女性たちの、衝撃の記録!


切除されて (ヴィレッジブックス N キ 2-1)

切除されて (ヴィレッジブックス N キ 2-1)

両肩を押さえつけられ、脚を大きく広げられた。ぎらりと光る恐ろしいカミソリ…7歳のあの日、私は切除された!
1959年セネガルに生まれた私は、7歳のときに性器切除を受けた。13歳で見知らぬ男と強制結婚させられ、15歳のとき、その夫に連れられフランスへ。異国での愛のない結婚生活、家庭内強姦、性交と出産時の想像を絶する苦痛。切除は、私を心身共にぼろぼろにし、人生を奪った……。幾多の困難を乗り越えて立ち上がったキャディが今、すべての女性、すべての人にこの現実を知ってもらうため、自らの半生を赤裸々に語る――だれも、女性の生きる自由と悦びを奪うことなどできない!現代人必読のノンフィクション!

その105円棚に、必っっっっずあるのが、上記二冊。それぞれ二冊や三冊重複していることもちっとも珍しくないです(両作ともにヴィレッジブックス!)。しかも、105円棚は大概どこの店舗でも、文庫と単行本の二つのコーナーがあって、下手すると文庫も単行本も両方ある、というケースも、これもまたちーーーっとも珍しくはない。見つける度に「ああ、またある」と思ってしまう。ブックオフのへヴィユーザーには、かなりの割合でヤコペッティ遺伝子が受け継がれているような気がします。

トム・ジョーンズによる「モア」のカヴァー。エモーショナルにも程がある!そりゃあディナーショウで今まで履いていたパンティをステージに投げ入れてしまう御婦人たちの気持ちも解らなくはないです。ウソです。