ベニー・シングス from オランダ

夏ぐらいに購入して、素晴らしいアルバムだったので、いつか感想を書こう書こうと思いつつダラダラしていたら、以前お会いした時に薦めたid:nyaofunhouseさんにレビューを先取りされてしまいました

Benny... at Home

Benny... at Home

一言でカテゴライズするならば「SSW系」なのですが、そのリズム感覚が非常に今日的というか、ヒップホップ/R&B的で、ビートメイキングがかなりカッチリしてる。そこにベニー氏のグッドメロディと繊細なVoが乗る!とくると、インディロック好き少年少女のハートも、B系ボーイズ&ガールズのハートも、ヘッズのハートも(所属レーベルはSONAR KOLLEKTIV!)ガッチリ鷲掴み!といった感じです
私も心が折れてしまいそうな憂鬱な週明けの通勤時間には、「ブルーマンデー」ではなく、このアルバムの「ブラックベリーストリート」などを聴いて無理からアゲて仕事にのぞむ様にしています。この曲での女性Voとの掛け合いがまたスタイル・カウンシルっぽくて良い!(→myspaceで試聴できます!


最初こそスキンヘッドの人がビショビショでピアノを弾いていて不穏な空気を漂わせていますが、始まって1分ぐらいたって「それがやりたかったのか!」と爆笑しました。胡散臭い口髭スタイルになった時に、ちゃんと80'sっぽく照明がキツくなる(白が飛んでる)あたりは「確信犯!」と思いました。良いPVだと思います。
実はこのベニー・シングスさんのことを知ったきっかけは、その名も「ベニースープ」というタイトルのid:mittensさんの日記を読んだからで、なんと今マツダのCMで流れているのがベニー氏の曲だということも知りました。リンク先の質問にもあるように、てっきり80年代のAORの誰かかと思ってた。ココで試聴できます
80年代のAOR、SSWから連想したわけではありませんが、ベニー氏の柔らかい歌声は、どことなくスティーヴン・ビショップを思わせるところがあります。
Stephen Bishop
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1. On and On
2. Save It For A Rainy Day
ルックスもちょっとカブってますね。