真似ジャケ100選 120

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1.TUBEWAY ARMY 『REPLICAS』
2.MARILYN MANSON 『EAT ME,DRINK ME』
ゲイリー・ニューマン率いるチューブウェイ・アーミーの79年の2ndアルバム「レプリカス」と、マリリン・マンソン(今回はソロアルバム?)の7th「イート・ミー、ドリンク・ミー」
設立間もないレーベル、ベガーズ・バンケットの名を一躍有名にしたニューマンは58年生まれ。だからこのアルバム発表時はなんと21歳!大ヒットしたこのアルバムは全英チャートでも1位を獲得しました。
一方、かねてから曲をカバーするなど、ゲイリー・ニューマンの影響を公言してきたマンソン先生ですが、本作はプライベートで離婚など色々あった後のアルバム。今回は生っぽいバンドサウンドで、お得意の暗黒節を繰り広げております。悪くないと思うんですが、やっぱり地味と言えば地味だし、ある意味「ドゥー・ユー・ヘイト・ミー or ナァァァアアッット?!」な勝負作になりそうですね。以下はレコーディングのことを語ったインタビューより。
「昨年は半分くらい、“鬱のブラックホール”の中にいたよ。何も作れないし、何もできなかった。希望を失っていたんだ。でも、女友達が肉切り包丁を手にして言ったんだよ。『さあ、私を刺しなさい』って。俺と一緒に堕ちようとしてくれる人がいるとわかった時、もうこれ以上堕ちたくないと思ったんだよね」
仲良きことは美しきかな、とでも言いましょうか。でもマンソン先生も一時期はライヴ中にワインボトルを割ってその破片で自傷パフォーマンスを繰り広げていましたよね。
小ネタ:まだそれほど売れていなかったマリリン・マンソンの初来日は渋谷クラブクアトロ(!)だったんですが、当時、友人keneko氏がこんな話を聞いたそうです。
「なんかさ、ラフォーレの前にすげーデカくて色白で長髪で眉毛のない外人がいたんだけど」
「それマリリン・マンソンだよ!」