「釣りバカ日誌16」を観ました(@錦糸町シネマ楽天地)。
はてな有志9人で観ました。
現在の世界情勢、いやさ今日のケオティックなグローバルスタンダードイズムの只中に置かれた日本という国のコンプライアンスが・・・ということを書こうとしたら五反田さんが既にこのエントリでそういう事を言ってくれていて非常に納得しました。中でも印象的だったのは最後の懲罰評議会のスーさんの台詞「君達はどうして浜崎君が無事に生きて帰れたという事実を率直に喜べんのだ!?(大意)」には、イラクでの日本人3人拉致事件の際の“自己責任”フィーヴァーに対する山田洋次(もしくは他2人の脚本家の)なりの返答だと思いました。
映画の内容はというと、西田敏行、三國連太郎の絡みが異様に少なく(ハマちゃんがスーさんを「爺さんウザイ」ぐらいに思ってるフシ若干あり)、諸々大人の“黒い事情”を想像してハラハラしましたが、2大俳優を使っておきながら共演シーン(というか一つのフレームに2人がキッチリ収まるシーン)がビックリするぐらい少ない、以下の映画を思い出しました。色々スリリングだった、という点も含めて。
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「釣りバカ16」映画評は粉川哲夫さんのコチラもご参考にどうぞ。