2004年を振り返って

本年もやっぱり新譜はおろそかで中古ばっかり漁ってたわけですが、今年購入した新譜で印象的だったものを取り上げてみました。


ZAZEN BOYS

ZAZEN BOYS

年明けの衝撃はコレ。コレはやられたですたい。正に新バンドで「THE 幕開け」という感じでした。日々注目してた人がこういった革新的な音でカムバックしてくれたのは非常に嬉しかったです。「KIMOCHI」のドラムにはマジやられました。づだえどぁ〜〜〜〜いい!!!



When It Falls

When It Falls

陽春の衝撃はコレ。表層は非常にクールですが、一歩踏み込めば「テクノロジーを駆使して60〜70年代のグッドタイムミュージックそのものになってしまいたい」という彼らの情念・予め持ち合わせているセンス・それを昇華させようとする志の高さなどが垣間見えます。「THE SPACE BETWEEN」に何度泪したことか・・・。



It's All Around You

It's All Around You

春の衝撃はコレ。音的にはちょうど「TNT」「STANDARD」の中間ぐらいの感じでしょうか。最初に衝撃とか言っておきながら、実は初めて聴いた時にはそれほどピンとこなかったのですが、聴けば聴くほど良くなっていったスルメ的アルバム。一曲目からエンドレスでいけます。



To the 5 Boroughs (Dig)

To the 5 Boroughs (Dig)

夏の衝撃はコレ。言わずもがな、20年選手だけどボーイズです。以前にも書きましたが今作は地味!ネタがEPMDやらRUN-DMCやらやKOOL&THE GANGの「しゃざ〜〜〜ん!」とか、「RAPPERS DELIGHT」の焼き直しとか、オールドスクールにも程がある、オールドスクーリズムへの愛に満ち満ちたアルバム。BS-2000に通ずるオモシロループを地味に盛り込んでいるアドロックに泪・・・



ZAZEN BOYSII

ZAZEN BOYSII

秋の衝撃はコレ。矢継ぎ早にドロップされたセカンドです。トッ散らかりながらも妙な統一感があったファーストに比べると今度は「本気でトッ散らかしてみました」という感があります。が、曲単位で聴くとそれはそれで面白いのですが、いかんせんアルバムとして聴くとやはりファーストの方がよくまとまっていたと思います。だがしかし、「♪あんみんぼぉ〜おでぇ〜〜」といった林檎嬢のコーラス参加曲など新局面も垣間見せ、これからドンドン面白くなっていくに違いない!と思った矢先にまさかの!アヒトイナザワ脱退…。どうなる「Z-BOYS(づぃー・ぼーいず)」!? 


後は・・・

Fourth Dimensional Rocketships Going Up

Fourth Dimensional Rocketships Going Up

 
Later That Day

Later That Day

 
Urban Renewal Supplement 1.5

Urban Renewal Supplement 1.5

こんな感じですかね。それぞれ良かった。「Urban Renewal Supplement 1.5」はミニアルバム的コンピですが、チョコインがいまだ重要なレーベルであることを再確認できる一枚です。


まぁ他に聞き逃してる音源は山ほどあると思いますが、自分の購入した中ではこんな感じっス。アナタのココロのi-podには、何が残りましたか?