土屋アンナに500万点!!(100点満点で)


下妻物語」を観ました。



土屋アンナは「イタリア語講座」に出演していた時から注目していたんですが、それっていうのも同番組内で、前スキットの内容を全然憶えていないとか、内容が理解できない時に「…あぁ?!」と返してみたりと、「ヤンキーかよ(笑)」ってな突っ込み所が満載だったからです。
で、この監督の中島哲也がイタリア語講座における土屋アンナのハッチャケっぷりを見ていたかどうかは知りませんが、土屋アンナに特攻服を着せてヤンキー風のメイクをさせてヤンキー口調で喋らせ尾崎豊を歌わせるのは何よりも正しいです。土屋アンナのインパクトに比べれば弱いですが、同じように深田恭子にフリフリの衣装を着せて、でも二の腕がプリプリで、「マジで私、性根が腐ってます」と言わせるのも非常に正しい。脇役である深キョンの母親が篠原涼子、父親が宮迫博之というキャスティングも相当デタラメ。「カバチタレ!」の時にも思いましたが、この映画の篠原涼子を見る限り、もっともっと彼女の使い道って沢山あるような気がしました。
作品の技法としては、最近この手のコメディによくある「キメとして魅せたい画で『ブオッ!』とかいう音と共に静止画になる」とかウルサイ点もあるんですが、差っ引いても結構頑張っていると言えるのではないでしょうか。
「キャシャーン」「キューティーハニー」と比べ、良い意味でも悪い意味でも一番バランスが取れている作品、という気もしました。

  • 追記1 この映画で象徴的に登場する牛久大仏は何と全長120m(!)、自由の女神の3倍で、奈良の大仏が手のひらに載ってしまうほどのデカさということで、id:throwSさん曰く「ホントに作っちゃったんだ…」。

http://www.iijnet.or.jp/am/info/infodai.html

  • 追記2 映画のテーマ曲を歌う川瀬智子さん、今回はアヴリル・ラヴィーンですか・・・

Tommy february6Tommy heavenly6に関して言えば、女子的には「イイ子と悪い子を演じ別けれるなんて超楽しそう!!」だそうです。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/Tommyheavenly6/index.html