身を削って音楽をやる、という事。
Slipknot DISASTERPIECES*1 を観ました。
2002年のロンドンアリーナでのライブを収録したDVDです。やっぱりこの人達も根はスゴイ真面目なんだろうなぁ、という気がします。だってあんなメイクとか普通面倒臭くてやってられないでしょ?クソ暑いのに馬鹿みたいなマスク被って分厚いツナギ着て、鬼のようなダウンピッキングだとかキックを連打したりだとか狂ったように叫んでステージを所狭しと動き回ったりだとか、年間何百本もやってられないでしょ?ホントに偉いと思います。
終盤「spit it out」でコリィが「Get the fuck down on the fuckin' ground!」と客を座らせ「オレの合図でジャンプしろ!」と言って、ホントにみんな全員ちゃんとペタンと座って「どがぁ〜〜〜ん!」と一斉にジャンプするんですよ!!もうね、目頭を押さえずにはいられませんでした。
このライブDVDは「あ〜〜〜オレ最近中指おっ立ててネエなぁ〜〜〜」という、人として忘れてはいけない部分を思い出させてくれる貴重な作品だと思います。本当のパンクはロンドンでもNYでもLIVでもなく、slipknotにあると思いますので、皆さんも是非どうぞ。