OSANNA / MILANO CALIBRO 9

Dirk_Diggler2004-03-30

イタリアのプログレバンドの2枚目です。

この方面だとホントにまだ勉強不足でかろうじてゴブリンをダリオ・アルジェント経由で何枚か所有しているぐらいで(「サスペリア2」のサントラはマジ名盤。人力ブレイクビーツです)まだまだ開拓の余地がありなんですが、そんな中、前々から中古コーナーで見かけては「ジャケの色使いがカッコ良いナァ〜('70年!)」と気になっていたこのアルバムが500円だったので買ってみました。まず帯にキング・クリムゾンフォロワー的なことが書いてあって、それは大方間違ってはいないのですが、クリムゾンには大仰さの中にも繊細さだとか知性みたいなものを感じるのに対して、このオザンナはそうした部分があまり感じられません。大仰さ、ツユダク。
ヘヴィなギターリフ、ウネリまくるベース、荒れ狂うドラム、吹き倒されるサックス、それらがブレイクして「ちゃっちゃっちゃっ…」と被さってくる重厚なストリングス。もう「カッコイイ〜〜〜」&「馬鹿馬鹿しぃ〜〜〜(褒めてる)」って。
ライナーにあった「バンド相関図」(←最近のアルバムでもこういうのやって欲しい)を参考にニュー・トロールス、NOVA、UNO、などなど、色々掘り下げてみようと思ったです、ハイ。
全然カンケーないですが、今チラリと覗いて爆笑してしまったので向井秀徳の日記を貼り付け。

3月24日 大阪ベイサイドジェニーにてイベント「俺、I WANT TO SING」に無戒で出演。