真似ジャケ100選 57

Fly With the Wind1 I Am Not a Doctor2
1.McCOY TYNER 『FLY WITH THE WIND
2.MOLOKO 『I AM NOT A DOCTOR』
マッコイ・タイナーの「フライ・ウィズ・ザ・ウィンド」とモロコの「アイム・ノット・ア・ドクター」。
「フライ〜」はオーケストラとの共演が素晴らしくも馬鹿馬鹿しい壮大なアルバムです。ビリー・コーバムのドラムが!ロン・カーターのベースが!ヒューバート・ロウズのフルートが!そしてそして、マッコイのピアノが…!全てのパートが過剰にぶつかり合うガチンコ具合が凄まじく、更にその上に流麗かつ重厚なストリングスが追い討ちをかけます。まさに76年のジャズメンが夢見たフューチャージャズ。名盤です。習作と思われる「song of the new world」もオススメです。
一方モロコの方は、ドラムンなんかもやっていた98年のアルバム。アナログは見開き3面の雪山ジャケです。ちなみ「moloko」という名前は、キューブリックのあの映画が由来らしいです。それについて検索していたら「ナッドサッド用語集なるものを見つけました。ディスイズリィ〜リ・ハラショウ!
追記:k-猫氏から突っ込み頂きました。まるで雪山に篭る仙人のように昨年から怒涛のアルバムリリースを畳み掛けている、この人のアルバムも雪山ジャケなのでした(あ、アマゾンのアルバムレビューを書いていらっしゃるのはid:yamazaki666様ではないですか!)。

Shadows Collide With People

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