生まれた日に死んじゃった人。

本日は小津安二郎の命日でありますが、何と誕生日でもあるのです!ハスミンが「生まれた日に死ぬ、なんてそれだけで天才なんですよ(うろ覚え…)」とかぬかしておりましたが、やっぱり死ぬ時まで几帳面ってスゴイなぁ、と。
どのくらい几帳面かと言うと、ファインダーを覗き込んでは「その湯飲みを1mm右へ動かして…行き過ぎ…そう、そこストップ」と言ったりとか、自宅のタンスに全く同じ無地のシャツとパンツがズラ〜〜〜っと並んでいた、とか。色々と伝説が多い人なのです。
そしてそして、私の家は円覚寺がある北鎌倉まで2駅という近さなので、お墓参りに行ってきましたよ。
・・・ム
・・・ムムム
・・・無!!!
墓石に「無」の一文字。いやぁ〜カッコ良いですね。ボクもそんなオトナになりたいっス。画像を見て頂くとわかると思いますが、お花やお酒などのお供え物が沢山ありましたね。「命日が近くなると必ず原節子がお墓参りに来る」という都市伝説を真に受けて「もしかしたらバッタリ遭遇しちゃったり…?!」とか脳内妄想を膨らませていたのですが、そんなことがあるはずありませんでした。
しかし、これまで正方形だと言われていた小津の墓石が、実は縦が横より少しだけ長い、という事に気付いたのはちょっとした発見でした。


「ボクもそんなオトナになりたいっス」と言えば、ワタクシは中村伸郎のようなオトナになりたいっス。眼鏡をキラーん!と輝かせ「あれはイイよ。そうそう、あれはイイんだ」とか言いたいです。そんなワナビー伸郎な想いを胸に色々と検索をしていたら、こんなステキなページを発見!
おづ漬けの味

そしてなんと!中村伸郎と北竜二に、佐分利信or笠智衆を加えた三人衆について言及してるじゃありませんかっ!!
出来ごころで紳士録
素晴らしい!オモロイです!