反意を着る
高校以来着ているブツなんで、もう結構ヨレヨレですね。コレはアレですよ、「このアルバムには、かか!過激な歌詞や表現が含まれているので、お子様がもしこのマークの付いたアルバムを欲しがったらご両親は注意を促してあげてネ!」という「余計なお世話じゃヴォケぇぇえ!!」という悪名高きマークですね。
http://www.riaa.com/issues/parents/advisory.asp#top
これはPMRC(Parents Music Resource Center)という、アル・ゴア夫人であるティッパー・ゴアを中心に発足された組織が掲げた「偏った善意の押し売り」で、歌詞だけでは気が済まないらしく、この団体が「子供に悪影響!かけがえのないキッズ達を守れ!」と独善的に判断すればアルバムカバーなどのヴィジュアル面にも口を出したりしています(ドレーの「2001」のセンサード盤がオモロイ。草はマークもダメ!)。
そして、このPMRCにいち早く牙を剥いたのはUSインディーのゴッドファーザー、ソニック・ユースで、上記のメジャーデビュー盤「GOO」のインナースリーブを見ると「SMASH THE PMRC!」というロゴを確認することが出来ます。
今思い返してみれば、マークが付いたアルバムが出回り始めた当時は(90年前後)貼られたマークをわざと強調することで「オレら過激なんだぜ!」っていうサブいアピールをするギャングスタなども多かった気がします。ビックリしたのは、邦楽でわざと付けてる馬鹿もいました(誰だったっけか…)。