駄目ジャケ100選 3

Boney M 『LOVE FOR SALE』




スゴイです。鎖です。何と性差別に満ち満ちたジャケットなんでしょう。会社のデスクにうっかり飾ろうものなら、その日の午前中には社内中に「変態」という噂が広まるか、もしくはセクハラとして女性社員から訴えられてしまうでしょう。ディスコ物もまた天井知らずの「果てしなき荒野」が広がっている訳ですが、自分が所有している中ではこれかなぁ?という感じです。
この「寝転がる女性陣にビキニパンツで仁王立ちの男性」という図は、バンドのヒエラルキーを表しているのでしょうか?違います。この男の人は口パクで歌ってはいません。そう、何を隠そうこのボニーMは、あのミニ・バニリを仕掛けたフランク・ファリアンが70年代に手がけたユニットなのです。
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私がボニーMを知ったのは、HNの由来ともなっています「ブギーナイツ」の劇中で「サニー」が使用されていて、それを聴いたのがきっかけで、という完全に後追いです…。ボビー・ヘッブのスタンダードとしても名高いこの曲、id:gotanda6さんの情報によるとなんと勝新もカバーしているんだとか!
そしてそして、ストリングスのアレンジが絶妙なボニーM版「サニー」は、大都会NYにその名を轟かすアゲアゲDJマーク・ロンソンのデビューアルバムでネタとして使われているのであります。

  • セクハラ度     ☆☆☆☆
  • 混ざってみたい度 ☆☆?
  • 悪趣味度      ☆☆☆☆☆

ちなみに「7インチも凄いことに!