「スパン」のファッションについて

この映画にはスタイリストがガチで付いて、正に「狙って」あのファッションをやっているという点について。
そろそろ「アンクールこそクール!」というクールに対するアンチテーゼは、マジョリティによって吸収されるだけ吸収された末に終焉を向かえ、
「アンクールこそクール!は、そろそろアンクールなのでないか?」
という思いを抱き、少し悲しくなりました。
何が言いたいか?っていうと、世間の流行が何をクールと捉えようが
「自分が『クール!』と思った物に忠実であれ!」っていうことなんです。
何でこんな事を言い出すか?というと、今日、古着屋で見つけたTシャツで、釣り針がシンメトリーにプリントしてあって、その上に「SUPPORT YOUR LOCAL HOOKERS」っていうメッセージが踊っているTシャツを、自分では「クール!」と思ったんだけど、ちょっと躊躇して買わなかったから。
「貴様に 伝えたい 俺のこの KIMOCHIを」 (c 向井秀徳)