スラッシュメタル on 8-bit!!!

ちょっと前にid:mochilonさんが「『Kind Of Blue』の8-bitヴァージョンがある」と紹介していらっしゃいましたが、自分でも色々YouTube内を巡っていたら、あるわあるわ「8-bit」で検索すると大概のヒット曲などは誰かが8-bitヴァージョンを制作していて、でもってこれが中々完成度が高いモノもあって感心してしまいました。そこで幾つかご紹介したいと思います。

  • スラッシュ四天王を8-bitで!

8-bitのピコピコに変換したときに何が一番面白いかと言えば、原曲との落差でしょう。上記リンクのマイルス「So What」。オリジナルのピンと一本糸が張り詰めたような緊張感が8-bitに変換されたときの、あの脱力感!そして、これほどまでの極端なアレンジに耐えうる原曲の構成力に「凄い!」と感動を覚えずにはいられませんでした。「原曲との落差が激しく、かつ楽曲の構成が非常に優れているジャンル・・・」ときたらそう!ジャズの他はあとスラッシュメタルぐらいしかないじゃないですか!
と半ば強引に導入部を終え、さっさと紹介したいと思います。

まずはアンスラックス。アンスラックスはこの曲しか8-bit verがありませんでした。「インディアンズ」は?「アンチソーシャル」は?「マッドハウス」は?!と問いただしたくなりますが、まぁジョン・ブッシュ加入後のこの曲も嫌いではないです。





次はスレイヤー!ナチの死の天使ことヨーゼフ・メンゲレに捧げられたバーストチューン「Angel Of Death」を8-bitで。Voとか歓声も再現しているのが可笑しい。





そしてメタリカ!4th「...And Justice For All」より「Eye Of The Beholder」を。リフの反復がちょっとテクノみたいで、アレンジ的にこの曲が一番ハマっている気がしました。

そしてクリフ・バートンのファンは涙無しでは聴けない・・・「Orion」!!!途中のベースだけになって転調するパートが素晴らしすぎて悶絶しました。






ラストはメガデス!「Hanger 18」と「A Tout Le Monde」メガデスは曲の構成が本当にカッチリしていて、かと思えば非常にプログレッシヴな展開をしたりしながら、歌メロは非常にポップ、と、毎回結構とんでもないことをサラリとやってのけているバンドだと思うんですが、この上記8-bitのシンプルなアレンジに落とし込んだヴァージョンを聴いても、そうした事実がよく解ります。


以上、こんな感じでした。皆さんもお好きなジャンルの8-bitヴァージョンを色々探してみると良いでしょう。

Rust in Peace
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