Cuntから始まる恋もある。 〜つぐない〜

「つぐない」を観ました(@チネチッタ)。

時は1935年。イギリスの片田舎の邸宅に暮らす美しき姉妹と、その姉妹と兄弟同前のように暮らしてきた使用人の息子。利発で多感な妹が、年の離れた姉と使用人の息子の恋を知ったとき、彼女はある悪魔的な嘘を用いて二人の仲を引き裂こうとするのだが・・・というお話。
イアン・マキューアンの大ベストセラー「贖罪」を、「プライドと偏見」のジョー・ライトが映画化。これがハードコアなメロドラマで、個人的には非常に好感を持ちました。ハードコアなメロドラマとは言っても、例えばアルモドバルのようにお話の設定をエキセントリックに「ずらす」ことで醸し出されるハードコアな感じではなく、お話自体は非常に直球の「第二大戦を股にかけた悲恋」みたいなことをやっていながら、紡がれる映像美だったり役者の芝居だったり編集の妙だったり、といった要素でスケールのある大河ロマンを形成していて、これはちょっと凄いナァ、と思いました。
特に感心したのは、姉セシーリア(キーラ・ナイトレイ)と使用人の息子ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)が、「今!まさに結ばれよう!」という直前のシーンで、平静を装ってるのに「ギンギン/ジュンジュン」な感じがヒシヒシと伝わってくるのが凄く良かったです。他にも、戦闘描写が一切無いのに戦争の倦怠感をビシビシ感じたし、兵士でごった返すフランスはダンケルクの浜辺を彷徨うロビーをカメラが延々と追い続ける長回しのシーンも正に圧巻でした(「トゥモロー・ワールド」ぐらい凄い)
が!一番凄かったのは、妹:ブライオニーの少女時代を演じたシアーシャ・ローナンたんです!!!

KINPATSU・HEKIGAN!もうね、久々にヤられましたね。まさにプロ少女派遣組合が送り込んできたプロ少女中のプロ!彼女のお芝居の一挙手一投足が素晴らしく、使用人の息子が姉に送った手紙を盗み読み→露骨なエロ文面にガーン!→「ギャー!フケツ!!!」という一連のシーンのリアクションとか120点。彼女を観るだけにでも1800円払う価値があります!だってもう映画と比べると結構大きくなっちゃってるから!↓
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1.でもまぁ可愛らしいこと 2.作品の内容とは打って変わってナカヨシー 3.この目!!!
彼女が演じる「ライラ」を観たかった!何か話がズレてきてしまいましたが、最後にひとつ関連動画を貼り付けて〆たいと思います。

  • 殿方充 - 世界ロリコンの旅