エイキー・ブレイキー・ハート 〜アドレナリン〜

「アドレナリン」を観ました(@109シネマズMM)。

毒を盛られたヒットマン(ジェイソン・ステイサム)。それは、アドレナリンを出し続けないと心停止に至るという、とんでもない毒だった!というお話
この映画を観ると、製作費がこの作品よりはよっぽどローバジェット(当時の日本円で約80万円)だった「エル・マリアッチ」はよく考えられていたしセンスもあったし、ロバート・ロドリゲスっていう人は世に出るべくして出た人だったんだなぁ、とシンミリしてしまいました。DVが普及する事によって、フィルムに比べ驚くほどフットワークは軽くなったはずなのだから、もっと熟考に熟考を重ねて撮らないと、折角のアイデアも台無しだなぁとも思いました。以下は似たようなコンセプトのPV(タイトルを逆手に取ったオチが素晴らしい)


だがしかし!「アドレナリン」には筆舌に尽くし難い映画的体験も存在します。それはヒロインを演じるエイミー・スマート。センスのない女優さんが演じたら目も当てられないであろう燦々たる状況になりそうなシーンを、絶妙の脱力加減で、そして奇跡的な説得力を持って演じています


ワンピースのズリ下がり具合も神懸かっています。(日本に何人ぐらいいるか知らないけど)エイミー・スマートのファンは必見!
追記:“日本一のエイミー・スマート・ファン”を自称する、id:S2D2さん経由の「映画の神様が舞い降りた瞬間」の映像
I'm Alive!!!