オッ!南部の顔つきになったな! 〜ディパーテッド〜

ディパーテッドを観ました(109シネマズMM)


個人的に思い入れのある監督が撮った作品、ということで初日に観てきました。そしたら…。ギャング・オブ・ニューヨーク」「アビエイターそして本作と、三本続けて「う〜ん…」と頭を抱えながら劇場を後にする事となりました。この三作に共通するのは「レオナルド・ディカプリオ主演」という点。もうスコセッシはいい加減、この眉間にシワの子と縁を切った方が良いと思います。
感想はid:S2D2さんのコチラとほぼ同じです。アヴァンタイトル、ジャック・ニコルソンの「二ガー達は自分たちばかり差別されてるなどとのたまいやがる。欲しかったら自分でもぎ取りゃいいんだよ」というナレーションの元、イントロから鳴らされるストーンズ「ギミー・シェルター」。そして、そんな彼を羨望の眼差しで見つめる子供が一人。これはグッドフェローズじゃんか!と興奮するのも束の間、レオ様に焦点が当てられていくと、徐々にこのお話に対する興味を失っていきました。そう、オリジナルインファナル・アフェア」のトニー・レオンにはあった、異性はもちろん同姓までも取り込む色気、あの子犬の様なつぶらな瞳、儚げな感じ、切なくやるせない感じが全然出ていない。これはS2D2さんも仰っている通り、脚本の問題かもしれないし演出の問題かもしれない。
ただ、マーティン・スコセッシほどの監督が、ディカプリオと組んだ近3作における衰えっぷりは一体何が原因なんだ?と首を傾げたくなります。眉間にシワの子が演出にまでに口出しするんだろうか?何か弱みを握られているんだろうか?愛人でも世話して貰ったんだろうか?「wii上げるから『ディパーテッド』に出して!」とか言われたのか?
色々と不満が残りますが、ここは一つ、私も妄想キャスティングでもして憂さを晴らそうと思います

  • ジャック・ニコルソン → 笑福亭鶴瓶(得体の知れない日系マフィア)




スコセッシ映画としては、かなりテンションの高い画作りも随所で見られたので、そこは良かったです。シネスコの1フレームに撃つ人間と撃たれる人間が綺麗に納まっていて、撃たれた人間はブシーッと血を撒き散らしながらブッ倒れる(何だあの血飛沫は!?CGか?)。あと、個人的には六割ぐらいの力で芝居してるジャック・ニコルソンはとても良かったと思います(天然パーマの人は分かると思うけど、横の髪を伸ばすとあんな風になりますよね)。タイトルロールのドロップ・キックマーフィーズも良かったですけど、アイリッシュモブということならやっぱりハウス・オブ・ペインとかを爆音で流して欲しかったナァ。