最も悲しい作戦が成功。 〜トンマッコルへようこそ〜


トンマッコルへようこそ」を観ました(@チネチッタ)。
こちらもまずはマトモ亭によるコチラをご参照頂きたい。
自分が一番強く感じたのは「なんだ、仲良くできるじゃんか!」ということ。「JSA」と同じで、「仲良くなってはいけない人たちが、心を通わせあってしまったら…」というテーマを描いた作品です。肌の色も、話す言語も、生活習慣はもちろん、食べるものだって同じ。共通点を見付ける毎に、“争う理由”が不明瞭になっていきます。
トンマッコルという桃源郷に住む“国”という意識が無い人々に、身包みをはがされ、面子もイデオロギーもクソも無くなり、「対:人間」として接した時に初めて理解できる、お肉の美味しさだったり、遊びの楽しさだったり、労働の尊さだったり。
映画のラストで描かれるような、北と南の悲し過ぎる団結ではない団結を、やっぱり切に願っているからこそ、韓国映画界はこうした作品で訴え続けているのではないかナァ、と思いました。
しかし韓国映画って、何故こういう出演者が一堂に会すような記念撮影風の写真が(そのままポスターになっちゃったり)沢山撮られているんですかね?
 
追記:「頭の弱い子」がカン・へジョンではなくペ・ドゥナだったら100点でした。