真似ジャケ100選 99

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1.LOU COURTNEY 『I'M IN NEED OF LOVE』
2.森広隆 『並立概念』
ルー・コートニーの「アイム・イン・ニード・オブ・ラヴ」と、森広隆のデビューアルバム。
ソウルの名盤で「ジャケ買いしたくなる云々〜」みたいな触れ込みでよく紹介されるアルバムですが、アルバムの中身もジャケに負けず劣らずの素晴らしい内容。アマゾンでも“rare groove classic”といった字が躍っていますが、それ以前に良質なポップス、歌モノとしても耐えうる名盤だと思います。クールなブレイクで始まり「フフ…ただ電話したかっただけだよ、ベイべー」みたいなセリフが被さる「What Do You Want Me to Do」がカッコ良いです。
一方、キレの良いカッティング「ただ時が経っただけで」で幕を開ける森広隆のアルバムは、既発のシングル3枚を集めた構成となっています。日本語詩でファンクを綴り、独自の道を行く彼は、RIP SLYME「TOKYO CLASSIC」でも「奇跡の森」としてフィーチャリングされていましたね。寡作ですが動向が気になる人です。