好き好き☆ジョン・ステイナー

prefuse 73ときたら、昨年の来日公演で前座を務めたbattles。先日、これまでの音源を一枚にまとめた編集盤が出ましたので(なんとwarpから!)、やっとこさ買いました。これスゲエ。トンデモナイです。特にジョン・ステイナーのドラムの音が。→はマイク・パットン率いるトマホークで叩くナイスな彼の画像です(正確には叩き終って壊す)。
ハイハットの高さに注目!!

EP C / B EP [解説付き・国内盤仕様 / 2CD] (BRWP141)

EP C / B EP [解説付き・国内盤仕様 / 2CD] (BRWP141)


先日に記したジャズの技法でブレイクビーツを、というのがプレフューズだとしたら、バトルズはそれを生演奏でやってます。ミニマルなフレーズを繰り返し繰り返し、繰り返していくうちに少しづつ別のフレーズが加わり、そこからまた発展していって、あるポイントで各パートが重なってバーストする。tortoiseが転換期で発表した「STANDARDS」を思い起こさせます(手拍子も入ってるし!)。そして、日本で同じ方向を向いているのは多分ZAZEN BOYSでしょう

Standards

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ZAZEN BOYSIII

ZAZEN BOYSIII

「STANDARDS」はポストロック云々で語られていますが、個人的には中高生の頃に聴いていたメタル、スラッシュメタルを構造的にちゃんと聴き返すきっかけとなった作品。大傑作です