「ダーク・スター」

ジョン・カーペンターのデビュー作です。レンタル落ちを300円で保護しました。画像はサントラのジャケットです(サントラ出てるのか!欲しい!)


ダーク・スター [DVD]

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確か中学生ぐらいのころに1回レンタルで観ていて、その時は「チープだなぁ」ぐらいの印象しかなかったんですが、いやぁ〜オッサンになって観直してみると、こうも印象が違うとは!目茶苦茶オモロかったです。簡単に言ってしまえば、まぁ低予算の「四畳半SF」なんですが、お金をかけられない所を逆手にとり、開き直って見せ方で創意工夫する、という、映画作家の第一歩にしては優等生過ぎるぐらい優等生な作品です
で、この映画がどのぐらい低予算か?と言えば・・・

エイリアンが風船です。いや、正確に言えば“足が生えた風船”ですが。このエイリアンがどういう攻撃をするかと言うと、クルーをくすぐるんです。マジで。英語なので定かではありませんが、くすぐる時にこのエイリアンが発する変な声は、日本語の文脈なら間違いなく「こちょこちょこちょ…」です。いや、「こちょこちょこちょ」って言ってました!言ってたハズです!
このエイアリンなんかはまだ序の口で、その後も死んで氷漬けになった船長に指示を仰いだり、A.I.搭載の爆弾に「いま投下しちゃダメ!」と現象論を投げ掛け説得してみたりと、面白も盛り沢山で、オチも思わず拍手したくなるような素晴らしいオチを投下して幕を閉じます。つくづく、ジョン・カーペンターという人は、世に出るべくして出た人なんだなぁ、という再認識をさせてくれる作品でした
ちなみにauのこの携帯電話talby」↓

この映画の宇宙船クルーの名前から取っています