洋楽ファンにアピールしたいZAZEN BOYS

ZAZEN BOYSというバンド、私感ですが意外と洋楽ファンにあまり知られていないような気がします。あるいは「名前を聞いたことはあるがちゃんと聴いたことがない」とか。ではそんな人たちの為に「これが好きならば聴いてみてはいかが?」という、ZAZEN BOYS的な音のバンドを幾つか挙げてみたいと思います

Marquee Moon (Dig)

Marquee Moon (Dig)

バンドがオープニングのSEとして使っているのが「マーキームーン」です。あの印象的な「てれれれれれ・てれれっ」というリフは彼らも物凄く影響を受けていると思います



Washing Machine

Washing Machine

ソニック・ユースも上記のテレヴィジョンに影響を受けているバンドの一つですが、先日の野音で披露していた新曲「感覚的にNG」は非常にソニックユース的だなぁと思いました



Weight

Weight

ヘンリー・ロリンズのラップとも歌とも付かないVoスタイルは向井秀徳のソレと相通ずるものがあると思います。こちらのアルバムはゴリゴリにヘヴィだった1stに加えファンク的要素も垣間見える2nd(メジャーの)。


Red: 30th Anniversary Editions

Red: 30th Anniversary Editions

ZAZEN BOYSの1st、2ndアルバムに見受けられたギターリフのNW的フェイクファンクっぽさは、「赤」「青」「黄」という80'sクリムゾンを彷彿とさせますが、松下敦氏加入後のライヴを観ると、初期クリムゾンのピークであるこのアルバム収録の「one more red nightmare」の“狂ったディスコ感”を思い出しました



PHRENOLOGY

PHRENOLOGY

向井氏はヒップホップ/R&Bもこよなく愛すブラックミュージックフリークらしいのですが、そんな中でもルーツのこのアルバムは発売当時に彼が非常に押していた作品です(向井氏によるレビュー)。今やロックバンドがヒップホップ的なアプローチをしたり、あるいはその逆だったり、ジャンルをミックスしたりというのは珍しくも何ともありませんが、それが面白い音になるか否かは彼が上記リンクで語っている通り、ルーツの様に「根本に図太い黒人のノリ」があるかどうか、根本をどこに置いているかというような事に左右される気がします。



いかがでしたでしょうか?最後に、松下氏加入後のライヴ音源がフルで聴くことが可能な公式のページを貼り付けておきますので、是非皆さんの耳でご確認してみて下さい。「cold beat」における音の乱痴気騒ぎっぷり他、凄まじいテンションのライヴを体験できます

http://www.mukaishutoku.com/at_osaka_.html