駄目ジャケ100選 23


LIZZY BORDEN 『VISIUAL LIES』
確か以前、どなたかが日記で「黒人モノとメタルは駄目ジャケというよりは別モンだろ」と仰っていた気がするのですが、そっちばっかり攻めてスイマセン…
「駄目ジャケ100選」初参戦で私はこの金粉ジャケを挙げましたが、こっちは銀粉です。実は銀粉蝶です(USO)。クリス・カニンガムが監督したエイフェックス・ツインの「カム・トゥ・ダディ」のPVでも、変な人がヌヴォーっとテレビから出てきましたが、こんな銀粉の人がテレビから出てくるほうがイヤですね。このジャケに吹き出しを付けるなら「なぐごいねが〜〜〜〜」といった感じでしょうか。
LIZZY BORDENは実在した殺人鬼の名前を冠にしたバンドです。ですので、ステージで斧を振りかざして女性のマネキンの首を切り落としたりしてたそうです。KISSやアリス・クーパー、初期オジーといった、シアトリカルなパフォーマンスを展開し「ショックロック」と呼ばれた系譜の人たちですね。で、こんな奇抜なヴィジュアルとは裏腹に、肝心の音の方はハイトーンVoでメロディアスでスピーディ(ツーバスドコドコ)という、真っ当なハードロックだったりします。