「悲しみは消えない 〜飲酒運転の代償〜」を観ました。

スゴイ!キーワード化されてる!免許の更新の為に行った運転免許試験場で時計じかけのオレンジばりに目に矯正器具を付けられ無理矢理観せられた(USO)「飲酒運転ガクガクブルブル…」という映画です。
飲酒運転により起こした交通事故における
「飲酒事故は実は2度目!」「被害者が死亡!よって業務上過失傷害から過失致死へ!」「会社からクビの宣告!」「莫大な賠償金!」「『人殺しの子供!』と子供がイジメられる!」「家族みんなで働かなければならないから娘も新聞配達を!」「懲役刑で収監中に実母が死亡!」etc
という「予想出来るありとあらゆるの最悪のケースを詰め込んでみました」的な映画で、後半の不幸のハンパない畳み掛けは「レクイエム・フォー・ドリーム」かと思いました
「訴えようとする最大公約数を大きく設定すればするほど、生まれてくるものは異形」という一つの定説の完成を見た様な思いでした。