ブギ浮きイカす邦題100選 1 

 
シュガー・レイのアメリカン・ドリーム'97 〜爆走街道まっしぐら、俺らに勝る敵はナシ!!
原題「floored」です。この言葉だけでは伝わらないという危惧からだったのか、日本が誇る「ヤンキー文化」が過剰に炸裂してしまいましたね。こうした「イカす邦題」が洋楽全般で既に死に体であった1997年にコレ、っていうのが嬉しいですね。ある種のカウンターカルチャーでしょうか。
SUGAR RAYはLA出身のミクスチャーバンドで、本作はレーベル側もバンド側も「売ったるでぇ〜」と気合を入れた2作目なのですが、その気分が日本にも伝わって邦題として現れたのでは?という気もします(実際売れましたし)。しかしその後はあれよあれよと人気者になっていき、見てくれも曲もオシャレ度UP!中学生汁滴る馬鹿パンクの名曲「mean machine」みたいな初期の曲から離れていってしまったのがちょっとサビシイ所でもあります。