駄目ジャケ100選 7
トミー・モトーラとの離婚後、タガが外れたようにお色気路線に走ったマライアですが、その路線に更に火をつけたのがこの作品「レインボウ」でしょう。
発売当時、レコ屋にズラ〜〜〜っと並んだこのジャケみて「うわぁ〜〜〜」と思ったのも束の間、レコードに書かれている推薦文に目をやれば「今回も爽やかなセクシーさ全開のジャケット…」みたいな事が書いてあって「いやいやいやいや!」と人知れず呟いたのをよく憶えています。イイ大人がスプレーで塗りたくられてます。「ワタシがアナタのキャンバスになってア・ゲ・ル☆」とでも言い出しかねませんね。アメリカ人的にはやっぱ「oohhh!しーずそぉ、ほぉぉぉおにぃぃぃ…」とか思うんでしょうか?
- アナタ色に染めて度 ☆☆☆
- とりあえずテカテカ光らせとけ度 ☆☆☆☆
- 悪趣味度 ☆☆☆☆☆
このアルバムや、切られたシングルに参加している面子と言えば、ジェイZ、ミッシー・エリオット、ダ・ブラット、スヌープetc…などなど。つまりヒップホップ、R&B路線に本腰を入れ始めたアルバムと言えるでしょう。それを考えればこのジャケは極めて正しいわけなのですが。私的には「MARIAH」と一文字づつ地味に色が変わっているのもツボだったりします。
追記 自分の振りに対して自分で突っ込み。
恐らく露出度的には全然上なのに、コッチの方が上品な感じがするのは何故か?
単純に若さの問題ですかね・・・?