サマーソニック04「朝まで生ソニ!」


もしかしたら、この前夜祭がある意味一番オモロかったかも知れません。マニー・マークにサイン貰って握手もしてもらいましたし


AM12:00を少し回って「邦楽をイヤガラセ的にCLUB MUSICに昇華?!」が謳い文句の「㈲申し訳ないと」がスタート。掟ポルシェの客をいじりながら自らも高速パラパラを披露するなどの面白パフォーマンス。1:00少し前に終了すると、何と客がはける!次はマニー・マークのDJなのに!有り得ない!と最前列にダッシュして陣取る。すると、ターンテーブルは隅の方にあるけど、更にドラムやキーボードのセッティングをしているではありませんか!まさか?!そう、当初DJとしてアナウンスされていたマニー・マークa.k.a.ニシタ大先生がライヴアクトとして登場!嬉しいハプニングです
そしてそして、このバンドの面子が凄かったのです!まずギターにナチュラル・カラミティの森俊二氏、ドラムにバッファロー・ドーターズボンズアツシ氏、DJにショーン・レノン似のスーツ着たオッサン(名前がわからない…)、そしてマニー・マークという豪華メンバー。下手したらその辺に羽鳥ミホか本田ゆかのどっちかもいるんじゃないかと思うぐらい。90年代後半オルタナ・オールスターズといった所でしょうか
バンドはセッティングにてこずったのか約30分押しでスタート。ニシタ氏はオモチャのマイクを口にくわえたりアナログ感覚溢れる自作機材でハウリングを利用したりして面白フレーズを次々と繰り出し、そこにショーン・レノン似のDJがビートを被せ、さらにその上に森氏がギターを、アツシ氏がパワフルなドラムを、という具合に珠玉のパフォーマンスを披露。笑ったのが、ある曲でギターを弾いていたニシタ氏、ストラップが外れてしまうのですが、すぐにローディみたいな人がササッと後ろから忍び寄りストラップを付けてササッと袖に引っ込みました。ここまではライヴでよく見る風景ですが、ニシタ氏は「もう一回やったらまた来てくれるかなぁ?」と今度はわざとストラップを外します。観客大爆笑。ササッと忍び寄りストラップを付けまた引っ込む。引っ込んだのを確認してまたわざと外す。観客大爆笑。またササッと現れて…ってJBかよっ!こういうトラブルをショーにしてしまうニシタ先生のユーモアセンスに脱帽です
ライヴ終演後、サインを貰おうと持ってきた「MARK'S KEYBOARD REPAIR」のCDとマジックを手にステージ裏に回れば、ニシタ氏機材の片付けを手伝ってました。イイ人!その後スタッフとなにやら談笑している氏に「マーク!へいマーク!」とか声を荒げるのは恥ずかしかったので、こっちを見るのを待ち構ていたのですが、一瞬コチラの方を向いたその刹那!手に持っていたCDを振ってみたら、気付いて氏自ら柵の方まで歩み寄ってきてくれました!イイ人!!「ああ、サインね。おっ『マーク'sキーボードリペアじゃん」と英語で言われたので、私は「ホントはどっちかと言うと『PUSH THE BUTTON』の方が好きかな?コッチはあの高みに至る習作って感じだから」ぐらい英語で返してやろうとしたら緊張のあまり「Do you like this album?」の問いに「べべ、べりーまっち!」だって。中学生かオレは。そして書いて貰ったサインが↑コレ。「enjoy life!! $MARK」とあります。彼の中では「マニー=ダラー」なんですね。
でも、もうこの際、¥MARKだろうがペソMARKだろうがルピーMARKだろうがウォンMARKだろうが構いません。「後でまたその辺フラついてるからさ」という彼の気さくな人柄に触れ、ますますファンになりました。ニシタRULES!!素敵なサムシングをありがとう!