俺の汚物の帝国で

ジョニー・キャッシュと言えば「キル・ビルvol.2」でバドがトレイラーハウスでレコードを聴いていたりと、最近でも再評価ブームが続いているようですが、上記の「ハンテッド」エンドロールで流れるのもキャッシュの「The Man Comes Around」。そう、「ドーン・オブ・ザ・デッド」オープニングロールでカッコ良く流れていた曲ですが、DOTDよりこっちが先だったとは知りませんでした。この曲が収録されたアルバムAmerican IV: The Man Comes Aroundサイモン&ガーファンクル(明日に架ける橋!)やビートルズ(イン・マイ・ライフ!)やイーグルスデスペラード!)のカバーなどを含む彼の遺作で、中でも一際異彩を放っているのがNINE INCH NAILS「hurt」のカバー!!しかもPVの監督はマーク・ロマネク!!初めてフルで観ましたが、ちょっと眩暈がするほど素晴らしいPVです。後ろで控えめに鳴っているメロトロンなどのアレンジもバッチリで、改めて「hurt」という曲の力強さ、ソングライターとしてのトレント・レズナーの才能を再認識した次第であります。