「ロスト・イン・トランスレーション」について。


まさかhiromix藤原ヒロシカメオ出演に、これほどまでの殺意を覚えるとは思ってもみませんでした。


この程度の脚本でオリジナル脚本賞受賞だなんて、
長谷川町蔵氏が言う通り、コッポラ一族暗躍故の結果としか考えられません。


ところが。


先日発売された *1 ソフィア・ファイル なる本の氏のコメントを読んで大納得。


町蔵氏曰く
「これはソフィアの『スパイクは天才、アタシは凡才』という自己に対する決別の映画である」と(スイマセン、うろ覚えです)。


ココを踏まえて作品を振り返ると
「女の子は自分の足だとかクダラナイ写真ばっかり撮るの」だとか、ラストのハグだとか、
様々なシーンを異なる角度から観直すこともできるでしょう。


だがしかし。


オスカー脚本賞受賞の理由を考えた時、そこまでキチンと汲んで貰えての受賞か?と問うならば、
それにはやはり疑問を禁じずにはおれません。


やっぱり「コッポラ一族の陰謀」なんでしょうか・・・