「松ヶ根乱射事件」ネタバレ感想


以下、私的な深読みです。
村(町?)のオサセ:春子が、住人と性行為を始めるシーンで、その住人と主人公である光太郎が一瞬だけ入れ替わります。その後、何かを悟ったかのような春子の顔のアップ。これは恐らく「光太郎の子を宿している」という受胎のイメージなのだろうと思います。ラスト、光太郎の暴発があのような形で終るのも、どこか「自分の子かもしれない」という可能性に負い目を感じていて、でもそれを誰にも相談できずどうにも解決することができず、苦し紛れに発砲、あースッキリした!というオチなのではないかと思います。